上馬ビール・デュンケル [BACK][あなたの知らないビールの世界]

デュンケルとは

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ドイツ語で「濃い」の意。
ドイツ南部の都市ミュンヘンの特産。 ピルスナーが開発(18世紀頃)される以前はほとんどすべてのビールがこのような「濃色」ビールであった。
濃いといっても茶色と呼べる程度で、ピルスナーより濃色のラガー(下面発酵)ビールと考えれば分かりやすい。
ピルスナーとの違いは色だけでなく、ローストした麦芽を使っているのでほんのり香ばしい感じ。それでいて下面発酵特有のさっぱりとした飲み心地なので、普段ピルスナーしか飲んでいない人も違和感無く飲める。
黒色に近い、より濃色のものはシュバルツ(黒ビール)と呼ばれる。大手メーカーがこぞって発売する「黒ビール」と称するものはこのデュンケル、またはシュバルツであることが多い。

デュンケルの特徴

デュンケルのチャート カラメルフレーバーが強く、苦味はあまり感じられないものが多い。
ボディは中程度〜やや重いものまで。
最適温度は9℃

細かい分類

分類上はミュンヘナー・デュンケルと呼ばれる。
同じくミュンヘンで造られるより淡色のビールはミュンヘナー・ヘル(ヘレス)と呼ばれる。

スタイル名としてだけでなく、単に濃色であることを示すために付記される事がある(特にドイツビール)。
例)ヴァイツェン・デュンケル、ボック・デュンケル

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